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鋼鉄的日記

カメラ・写真・台湾

寒波が台湾を襲い、台湾南部大地震でビルが倒壊した被災地でも体感気温が5度以下と厳しい状況。旧暦の大晦日にもかかわらず、多くの人が24時間体制で救助やボランティア活動。

台湾

 台湾は昨日、旧暦の大晦日で、今日が旧暦の正月1日(春節・初一)となりますが、台南では地震で倒れたビルでは24時間体制で懸命な救出作業が続けられています。

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寒流が南下し、全台湾で気温が低下

 地震に加えて、折悪しく寒波が襲来し、被災地である台南も体感温度は4度となりました。助けを待つ人にとっても救助する側にも厳しい状況です。被災地には台湾全土から救援物資が届き、多くのボランティアがあつまり支援しています。本来台湾の伝統では大晦日の夜は家族揃って食事を食べるという習慣があるのですが、それをなげうって活動しています。

除夕又寒流 救難人員不畏艱辛續搶救 20160207 公視晚間

 今日の日中は気温が20度くらいまで上がるとのこと。暖かくなるのはありがたいですが、あまりに激しい気温の変化は身体に負担がかかります。まだ100人以上の人がビルの中に閉じ込められています。日本から救援部隊が到着し、台湾に協力しています。台南は去年11月23日を「日本の日」とするほど親日的で日本と縁が深いところです。

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 日本からの募金や応援も大きな力となっているようで、こちらでもいくども放映されています。

 

台湾南部大地震、14人の死者。台南で倒壊したビルの壁からは発泡スチロールやサラダ油の缶が見つかり、手抜き工事(おから工事)の疑いが濃厚となる。このビルを担当した建設会社は既に倒産。

台湾

 台湾南部大地震で14人の死者が出てしまいました。そのうちの12人はニュースで繰り返し報道されている台南の倒壊したビル「維冠金龍大樓」で犠牲となりました。

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 完全に横倒しになってしまったこのビル、まだまだ救出を待っている人が残されていて、懸命な救出が続けられています。
 なぜこのビルだけこのように倒れてしまったのか、原因の追求が続けられ始めましたが、手抜き工事(中国語では「豆腐渣工程」=おから工事)の疑いが濃厚になってきています。

コンクリートの中に発泡スチロールやサラダ油の缶

 崩れた壁からはなんと発泡スチロールやサラダ油の缶などが現れ、台湾人は皆あきれています。

発泡スチロール=中国語で保麗龍(バオリーロン)

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サラダ油の缶=中国語で沙拉油桶(シャーラーヨウトン)

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 台湾の専門家からは隙間を埋めるためにこういうものを入れるという技術的な方法もあると言っています。

維冠柱子.地板層 填塞保麗龍.沙拉油桶-民視新聞

 しかし、このビルを担当した建築会社のことを調べると、やはり手抜き工事の可能性が高いようです。

建築会社はこのビルを半分建てた時点で倒産

 なんと、このビルを担当した建築会社はビルを建てている途中で倒産し、いまはもう登記からも削除されています。倒産するほど資金繰りがうまくいってないということは工事の工程や材料もかなり削減している可能性が高いです。
 この建築会社がもう存在しないため、被害を受けたビル居住者は賠償を請求することもできないそうです。というか、建築会社が倒産した後、どうやってこのビルが建てられたのか謎は深まります。

建築士に問題があった?

 工事がまずかったということともに、建築士の設計に問題があったのではないかという疑いもあります。日本でも姉歯建築士の耐耐震偽装事件がありましたが、台湾でも建築士が耐震性を犠牲にしてデザインを優先したのではないかと囁かれています。確かにこのビルの元の姿を見るとかなりひょろ長いビルで、バランスが悪いです。

今日(2月7日)は旧暦の大晦日。寒波襲来で辛い年末

 今日は台湾の旧暦の大晦日で、帰省する人も多かったのですが台湾新幹線を初め、各交通機関が運航停止となり混乱を極めました。更にまた強烈な寒波が北から南下中で台北は5度まで気温が下がりそうです。被災地である台南や高雄でも10度以下となり、厳しい寒さに見舞われます。被災して家を失った人たちが、無事に旧暦の正月(春節)を迎えられるといいのですが。

台湾南部の大地震、明るくなり台南のビル倒壊などのすさまじさが明らかになる。次期総統の蔡英文は早速動き出すが、現総統・馬英九は何の反応も示さず台湾人激怒。

台湾

 台湾南部で午前四時前にマグニチュード6.4、最大震度6の大地震が起き、ビルが倒壊するなどの被害が発生しました。
 空が明るくなり、被害の凄まじさが明らかになりつつあります。

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台南の倒壊したビル

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 必死の救助が続けられています。

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 台湾は旧正月(春節)の年末で、冬休真っ最中です。台南に帰省している学生も多いので心配でなりません。

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 停電や断水などの被害もあります。水道管が破裂し、水浸しのところもあります。ガスが漏れてガス爆発の危険もあります。

現地のテレビでは最新情報をyoutubeで生中継

 台湾のテレビ局はyoutubeでライブ放送しているところが多いです。日本ではなかなか報道されないでしょうが、台湾のテレビをそのまま見ることができます。

台湾民視テレビ ライブ放送

 日本で東日本大震災が起きた時、一時日本のテレビ局も海外からyoutubeなどで海外から生で見られることがありましたが、台湾ではいつでも可能です。

次期総統の蔡英文は早速動き出すが、現総統の馬英九はお休み中

 台湾は今日から最大9日間の年末年始の休みに入っています。テレビ局も休みの体制に入っていたのか、こんな重大な災害が起こったのに、特別放送になかなか切り替わらずヤキモキしました。
 そんな中、次期総統の蔡英文はFBに激励の言葉を投稿し、早速救援に動き始めました。一方いまの総統の馬英九は何の反応も示さず、台湾人は激怒しています。国民党は南部の事件や災害に冷淡という話は本当なのかもしれません。
 1999年、9月21日の大地震の時、当時の李登輝総統はすぐに現地に乗り込み、陣頭指揮をしました。馬英九はもうやる気が無いのかもしれませんが、あと4ヶ月は総統としての責務を果たして欲しいものです。台湾では馬英九の任期満了の前に蔡英文に早く総統に変わって欲しいという請願もされているようですが、馬英九はそれも無視しています。

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